フラッシングキットとは
幕内に設置した薪ストーブの煙突を支え、熱による幕への損傷を防ぎつつ安全に煙突を外へ出すためのパーツ。
サイズは横幅が約22cm、縦が約32cm。
シリコンと金属枠で幕を挟みこんで装着します。
イメージ 幕外【金属枠⇒シリコン⇒ 幕 ⇐金属枠】幕内
取り付ける位置、煙突の径などで種類がいくつかありますが、
私はアスガルドへの装着、Winnerwell nomad viewのLサイズ二重煙突に合わせて角度の付いた上記サイズのものを使用しています。
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テントへの取り付け方
私の環境はテントはアスガルド19.6、薪ストーブはWinnwewel nomad view L-size、フラッシングキットから二重煙突を出しています。
ココがポイント
フラッシングキットを出す場合は二重煙突またはテントプロテクターを必ず使用してください。
雨が入るのを防ぐため、二重煙突の方がおすすめです。
煙突のサイズに合わせてシリコンをカット
煙突の径に合わせて大まかに印を付け、慎重にハサミとカッターで切っていきます。
徐々に切っていった方が失敗しないと思います。
ココがポイント
最終的に煙突の径よりも少し小さめにしておくと良いです。
隙間に余裕があると雨天時に雨が侵入してくる恐れがあります。
煙突を出す位置を決める
フラッシングキットの損傷を防ぐため体から約1.5m開けておく必要があります。
それを考慮しつつベストな場所を念入りに決めます。
ココに注意
ワンポールテントなどの斜めの部分へ出す際は高さの絶妙な調整がシビアです。
2重煙突がちょうど良い位置になるよう慎重に位置を決めましょう!
位置をマーク
位置が決まったらフラッシングキットのネジを外し幕内側の金属枠を当ててネジ穴の位置に印を付けておきます。
ネジ穴空け
マークした箇所にネジ穴を空けます。私は千枚通しを使用しましたが、ポンチや半田ゴテでも綺麗に穴が開けられると思います。
フラッシングキットの取り付け
幕の外側からフラッシングキットを取り付け開けた穴にネジを通し、幕内側から金属枠を取り付けてネジを締めます。
蝶ネジではなく六角のタイプもあるようなので、その場合は蝶ネジに変えると取り外しが楽になります。
幕をカット
取り付けた幕の金属枠内側に沿って幕をカットしていきます。
カッターは新品か刃を新しくしておきましょう!
ポイント
シリコン部の耐熱温度はメーカー規定で300℃となっています。
WinnwewellやG-STOVEは燃焼効率が良く煙突が真っ赤になるほど高温になる事があるので、ダンパーと吸気口の調整をこまめに行い熾火を維持するようコントロールするのが良いと思います。
まとめ
以前はテントに穴を開けたくなかったので、サーモバンテージ等で熱対策をしていました。
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今回実際にフラッシングキットを使用してみると非情に安心感があり、薪ストーブの安定性も増しました。
収納に関しても折目を避けて畳めば装着したまま収納可能です。
テントへの穴開けが可能な方はフラッシングキットを使用することをおおすすめします!