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サーカスTC BIGでの薪ストーブ「Winnerwell nomad view L size」煙突おすすめの出し方

2019年11月16日

サーカスTC BIGと合わせて購入した薪ストーブ「Winnerwell nomad view L size」の煙突の出し方について私の設営方法をご紹介します。
二重煙突も購入していますが意外と高温になりますのでテントを傷めないためにも対策はしておいた方が良いです。
では必要なアイテムと設営方法を説明していきます。

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用意するアイテム

  • サーモバンテージ
    バイクのマフラーに巻いて断熱するものを流用します。
    耐熱温度も高いのでガンガン燃やしても大丈夫です。
    材質の関係で繊維がチクチクする場合があるので手袋をはめて、出来ればベランダや風呂場で作業することをおすすめします。
  • カーボンフェルト
    溶接時に火花を受けるシートとして使用されているものです。
    炭素繊維をフェルト状に成形したもので、耐熱温度1300度、連続使用250度と、熱に強いのが特徴。
    バンテージを巻くと煙突を直で触るよりはだいぶ温度が抑えられますが、それでもかなり高温になるので、さらに上からカーボンフェルトを巻いています。
  • がっちり シートクリップ
    ワニクリップとも呼ばれるほど一度挟むと全く外れないクリップ。
    煙突を出した際にできる隙間部分をこれで挟んで隙間を埋めるのに使用します。

 

二重煙突熱対策

上記のアイテムを使って幕から出す二重煙突部分の熱対策を行っていきます。
まず二重煙突にサーモバンテージを巻きつけます。
かなりきつく巻きつけながら最後にステンレスバンドで固定。
長さもあるので私は二重に巻いています。

その上からさらに熱を抑えるため、カーボンフェルトを巻いてステンレスバンドで固定。

ただでさえ太い二重煙突がさらにゴツくなります。

サーカスの幕が何度まで耐えられるのかは不明ですが、ガンガン燃やした際に煙突温度を図ると400℃近くまで上がっていました。
接触する部分の幕生地とファスナーが破損しないよう入念に対策しています。
バンテージのみでは長く触れないほど熱い状態でしたが、カーボンフェルトを巻いた状態では触っていられるほどの温度に抑えられています。

煙突の出し方

サーカスの2か所ある出入り口の片側、ダブルファスナー部分を利用して煙突を出していきます。
煙突3本目に二重煙突を付けるとちょうど良い高さになると思います。

ダブルファスナーの間の部分から煙突を出して接触する部分を入念にチェック。

幕と接触する部分に二重煙突部分がくるように本体位置を調整します。
位置が決まったら上下のファスナーを閉められる位置まで閉めます。
下のファスナーは結構上まで閉めることができますが、距離が短くなる上側のファスナーはどうしても煙突との間に大きな空間ができてしまいます。
その隙間の部分をシートクリップで固定。
この状態でかなり煙突が固定されます。

本体のペグ固定は無し、煙突の張り綱もせずに設営していますが、結構な強風時でもガタつくことなく使用できています。
煙突と接触しているファスナー部分も全く問題無しです。
雨天時には若干雨が入ってくるので余ったかボーンフェルトで隙間を埋めています。

できるだけ幕内に煙突を入れた方がより温まるので、天井のベンチレーション部分から出す方法も試してみましたが、幕に接している部分の調整が困難で断念しました。
雨天時には雨が入ってきますし、レイアウトの都合上、本体が中央となるのも不便なため現在のファスナーから出す方法に落ち着いています。
ティエラ5EXでは煙突の設営方法に苦慮していましたが、サーカスの場合、形状とコットン混紡生地のおかげでかなり楽に設営ができています。

幕内での薪ストーブ使用は自己責任となります。
換気、一酸化炭素チェッカーを使用するなどして安全に配慮ください。

☟つくりは安っぽいですが結構敏感に反応してくれます。

参考になれば幸いです。

  • B!