区画サイトは広いところで12m×12m、狭い区画だと7m×7m。
キャンプ場によって広さはまちまちですよね。
ガイロープが必須となる大きなサイズのワンポールテントだと区画サイトに入りきらず、
かといってガイロープを短めにすると綺麗に張れず悩みどころ。
そんな時に便利なアイテムが「ガイポール」
商品として販売されていますが結構いい値段なので自作する方法をご紹介!
ガイポールとは
ガイロープの途中にテンションをかけて短く張るために使うポール。
タープのポールみたいな使い方です。
下の画像は商品として販売されているものです。
キャンバスキャンプ ガイポール | canvascamp guypole
キャンバスキャンプからそれを解決できるグッズ「ガイポール」が販売されました。
ガイポールを地面に差し込んでロープにテンションをかけて下に向けてペグダウンすることで、テントの端から60~70㎝程度に収めることができます。
どれくらい小さく張れるか
アスガルド19.6はテントの直径が5m。
ベストな状態で張るためには、ガイロープを約2m取る必要があります。
そうすると左右と後方に約9mの幅が必要で、10m×10mの広さの区画でギリギリ。
サイト内に木や水道等があればさらに難しくなります。
しかし、ガイポールを使用すると、ガイロープが80cm位で張れるので両端で約2mは小さく張ることができます。
ガイポールのDIY
必要な材料
・丸棒:長さ60cm、12本 約2,000円 私は直径20cmを使用していますが太さはお好みで。
・鬼目ナット:サイズM5、12個
・六角ネジ:サイズM5、12個
・イス用足キャップ:丸棒のサイズに合うものを12個
・塗装:ミルクペイント スノーホワイト
商品として売っているものは2万円弱しますが、自作すればかなり安く作れます。
作り方
- アスガルドに合う色に塗装。ミルクペイントは匂いが無く乾燥が早く仕上がりの質感も良くてオススメの塗料です!
- 丸棒に鬼目ナットを打ち込むための穴を開けます。ナットよりもほんの少し小さめにしておきます。
ネジビットや電動ドリルがあれば楽です。
- 開けた穴に鬼目ナットを入れて六角レンチで絞めて埋め込んでいきます。
ココに注意
無理をすると割れてしまうので入らない場合は再度穴の大きさを調整しましょう。
- 埋め込んだ鬼目ナットに六角ネジを装着。
- 足側にキャップを付けて完成!
本家のように溝を切るタイプにすれば、さらに安く作れます。
使い方
ガイロープを短く調整してテント側に自在結びを作ります。余ったロープは束ねておきます。
テント側から30~40cmほどのところにガイポールを置いて六画ネジ部分にロープを巻きます。
ポールが固定される位置にペグ打ちし、ガイロープの調整をして完了!
Before
After
画像で分かりにくいですが、2m⇒80cm位に短く出来ています。
区画から出てしまう部分だけ使用するのもありですね。
まとめ
ガイポールがあれば、大きなサイズのテントが欲しいけどサイズダウンや区画に収めやすい形への変更をせずに済むかと思います。
アスガルドを例に紹介しましたが、ポールの長さを調整すれば様々なテントで使用可能です。