今回は、SHIMANOの真空6面クーラー「スペーザ プレミアム25L」を入手したので、現在使用しているDAIWAの真空6面クーラー「VSS3000RJ」とのスペック、機能、実際の保冷力の比較レビューです。
どちらのクーラーも各メーカーの上位主力機種なので、これから購入される方の参考になれば幸いです。
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DAIWA ライトトランク4 VSS3000RJ購入 SHIMANO スペーザ BASIS240との比較
みなさん悩むクーラーボックスはDAIWA or SHIMANO? ずーっと昔に買ったSHIMANO SPA-ZA240を使っていましたが、氷の持ちが悪くなり、板氷を二枚入れていても、夜中~夕方の釣行で ...
*2022年6月7日追記
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スペック比較
SHIMANO スペーザプレミアム | DAIWA VSS3000RJ | |
容量 | 25L | 30L |
重量 | 6.8kg | 6.4kg |
保冷時間 | 63時間(クーラー容量20%分の氷、外気温31度) | 75時間(クーラー容量25%分の氷、外気温40度) |
外寸(幅×長×高) | 305×685×320mm | 335×670×345mm |
内寸(幅×長×高) | 220×500×230mm | 230×525×245mm |
素材 | 発砲ポリスチレン+真空6面パネル | ウレタン+真空6面パネル |
保冷時間の条件が各々違いますが、スペック上はDAIWAが「ウレタン+真空6面」なので若干保冷力が高い印象です。
外観の比較
サイズ
「スペーザプレミアム」の方が容量が小さいので、一回り小ぶり。
小ぶりですが、内寸の長さは50cmあるので十分かなと思います。
クーラー内部
DAIWA VSS3000RJの内部
SHIMANO スペーザプレミアムの内部
どちらも一体型スノコでほぼ同じですね。
水栓もワンタッチで使用感は変わらず。
「スペーザプレミアム」の方がキャスターがある分、若干出っ張りがあります。
蓋
「スペーザプレミアム」はトップのレバーを引いて開けます
また、手を離すとパタンと閉まる自動ロック機構となっています。
しかし、何度か試してみましたが開く角度(少ししか開けていない状態)によっては完全に閉まらないこともあり、上から軽く押して「カチッ」とロックする必要があります。
「DAIWA VSS3000RJ」は引くタイプ。
こちらは自動ではないので蓋を締めた後にグイッと押し込む必要があります。
蓋は開閉することが多いので、どちらかといえば「スペーザプレミアム」の方が扱いやすい感じですね。
スペーザプレミアムには蓋のサイドにロック機構があり、より密閉し水漏れを防ぎ保冷力をアップすることができます。
今まで「DAIWA VSS3000RJ」を使用して水が漏れて困ったことは無いですが、保冷力がアップするのはかなり良いですね!
ハンドル
ハンドルは「DAIWA VSS3000RJ」の方が「スペーザプレミアム」より1.5倍くらい太いです。
手の大きさにもよると思いますが、個人的には「スペーザプレミアム」の方がしっくりきました。
手があまり大きくない方は「DAIWA VSS3000RJ」のハンドルは痛いと感じるかもしれません。
底面の足(滑り止め)
スペーザプレミアムの足
DAIWA VSS3000RJの足
質感的に「DAIWA VSS3000RJ」の方が柔らかく床で引っ張って試した感じでは、DAIWAの方がグリップ力があります。
「大型ふんばるマン」と名が付いているだけありますね。
実際の磯でどうか、今度の釣行で試してきます!
スペーザプレミアムのキャスター
耐久性は実際に使わないと分からないですが、真空6面は自重が結構あるので大漁の時にはキャスターがあると助かります。
キャスターを使う際はラックアップハンドルを起こして使用します。
カチッとロックを解除するとここで止まります。
これより上方向については、ロックされるポイントは無いようです。
保冷力の比較実験
実際に両者の保冷量を検証してみました。
30℃に設定した部屋で、それぞれに1.5Lのペットボトル氷を入れて時間ごとに残った氷の重量で比較してみました。
「スペーザープレミアム」の方は再度のロックもかけた状態で比較しています。
まず1.5Lのペットボトル氷を1本ずつクーラーに入れます。
入れる前の重量は1,514gです。
6時間後
溶けた水を出して残った氷の重量を計測。
6時間後の結果は、
「DAIWA VSS3000RJ」⇒1,269g
「SHIMANO スペーザプレミアム」⇒1,340g
6時間で結構差が出ました。
12時間後
6時間後の結果は、
「DAIWA VSS3000RJ」⇒511g
「SHIMANO スペーザプレミアム」⇒764g
12時間だとさらに差が出てきました。
24時間後
24時間後の結果は、
「DAIWA VSS3000RJ」⇒0g
氷は全て溶けていました。
「SHIMANO スペーザプレミアム」⇒262g
スペーザプレミアムは262g残っていました。
時間ごとに差が開きました。
「スペーザプレミアム」が容量の差で5L分小さいので若干有利ではあると思いますが、このような結果となりました。
まとめ
検証結果
SHIMANO スペーザプレミアム | DAIWA VSS3000RJ | |
開始時 | 1514g | 1514g |
6時間後 | 1,340g | 1,269g |
12時間後 | 764g | 511g |
24時間後 | 262g | 0g |
今回の検証では、「スペーザプレミアム」の方が保冷力は高い結果となりました。
「スペーザプレミアム」はこれからメインで使用してくので、実際に使ってみた感想はまた追記したいと思います!
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