簡易PAシステム BOSE L1 Compact
ちょっとしたライブ、イベントの為に前から気になっていたBOSE L1を購入。
Compactというだけあって、他の簡易PAシステムに比べ
- セッティングに場所を取らない
- 持ち運びが楽
- 音が良い
カバーに大き目の小物入れも付いていてマイク、エフェクター、ケーブルが収納できて、これ持って行けばどこでもライブが出来る感じです。
本体の外観
真ん中のBOSEロゴがある部分がスピーカー部。
中には6発のスピーカーが左右に角度を付けて配置されていて、水平180度、垂直90度をカバー。
その横の部分がウーファー、本体にはPA・モニター・アンプが内蔵されています。
ちょうど似たような商品でCLASSIC PROの「PA ONE」というすこし価格の安い物があったのですが、水平方向が90度で約半分違うので候補からは外れました。
本体背面コントロール部
ボーズ独自の「ToneMatchプリセット」がそれぞれCH1(マイク用)とCH2(アコースティックギター用)に内蔵されていて、レコーディングスタジオ並みの高音質を手軽に実現。
上位機種にはマイクのファンタム電源がありますが、こちらのモデルにはファンタム電源は付いていません。
ですので、コンデンサマイクを使用する際は別途ファンタム電源を使えるものを間に入れる必要があります。
私はボーカルエフェクター「BOSS VE-20」でファンタム電源を取っています。
ポジション調整用パーツ
こちらのパーツを使用し、会場の広さや用途に応じてスピーカの高さを調節出来ます。
これはスピーカーではなくあくまで高さ調整用のパーツとなっており、上下に端子があります。
使用感
早速スタジオで使用したのですが、スタジオのPAとほとんど遜色ない音で大満足!!
スピーカーが水平180度、垂直90度をカバーできるよう作られているので音の広がりが素晴らしく、左右のスピーカーから鳴っているように聞こえます。
今回のスタジオは30畳ほどの広さでしたが、ボリュームノブがちょうど半分位で全体を十分カバー出来ており、一番端でもクリアな音が届いていました。
もっと大きめな会場でも問題なく使用出来そうです。
アコースティックギターで弾き語ってみましたが、自分の音もモニタースピーカーがあるかの用にしっかりと拾えます。
一点、惜しいと思う点はEQがTreとBASSしか無く細かなセッティングが出来ない点です。
別売りで細かなセッティングが可能になる「T1 ToneMatch™ audio engine」というものがありますが価格が高い!!
使用する際はなにかしらエフェクター等を繋ぐと思いますので、ハウリング対策としてもEQをセッティング出来る機器を間に繋げば良さそうです。
総評としてはかなり満足です!
簡易PAをお探しの方は買って損はしないと思います!!