SOTOステンレスダッチオーブンを買うまでは、PETROMAXの鋳鉄製ダッチオーブンを使っていました。
PETROMAXはデザインがカッコ良くて、手入れしながら大事に使うぞ!と意気込んで買ったのですが、手入れが面倒。
ステンレス製があることを知ってSOTOのステンレスダッチオーブンを買いました。
SOTOステンレスダッチオーブンを実際に2年使ってみて感じたメリット、デメリットをご紹介します。
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ダッチオーブンってなに?
分厚い金属製の蓋が付いており、その蓋に炭火を載せられる作りになった鍋です。
一般的には鋳鉄製です。
魔法の鍋とも呼ばれ、「焼く」、「蒸す」、「煮る」、「炊く」、「揚げる」、「スモークする」等の調理に使える万能鍋。
調理方法も火にかけるだけという便利なアイテムです。
SOTOステンレスダッチオーブンのサイズ、種類
SOTOが販売しているダッチオーブンは一般的な鋳鉄製ではなく、ステンレスで作られています。
サイズは、 8インチ・10インチ・12インチの3種類。
他に蓋をスキレットとして使えるハーフ、ハーフとディープを使い分けることができるデュアルタイプもあります。
8インチ | 10インチ | 12インチ | |
直径(内径) | 21.0cm | 26.7cm | 31.0cm |
鍋底直径(内径) | 16.5cm | 20.5cm | 25.5cm |
深さ | 9.5cm | 12.2cm | 13.5cm |
重さ | 3.5kg | 5.2kg | 7kg |
容量 | 2.6L | 5.2L | 8.2L |
目安として、2人での使用であれば8インチがベストです。
SOTOステンレスダッチオーブンのメリット
メンテナンスが楽
一般的な鋳鉄製のダッチオーブンは錆ないように使用後に水洗いして火にかけ、水分を飛ばしたあとにオリーブオイルを塗っておく必要があります。
次回使うときも前回塗ったオイルをお湯で落としてからの使用が必要です。
メモ
それに比べてステンレスダッチオーブンは普通の鍋と同様に洗剤で洗い、オイルを塗る必要もなくメンテナンスが不要です。
洗剤で洗える
ステンレスなのでほぼ錆びることがありません。
鋳鉄製は水分があるとすぐに錆が浮いてきてしまうので、残りものをそのまま入れておくことができません。
移し替えておこないと鉄臭くなってしまいます。
ステンレス製は錆が浮かないため、夜の残りものを翌朝に温めなおしていただくことができます。
割れない
鋳鉄製は落としたりすると割れてしますことがありますがステンレス製は割れることがありません。
衝撃以外にも熱くなったダッチオーブンを水で急激に冷やすと割れることがありますが、ステンレス製は温度変化に強い素材なので割れることがありません。
保温性が高い
ステンレスは水筒、魔法瓶にも使われていることから、保温性に優れた材料です。
熱伝導率が低い(熱を伝えにくい)素材のため、一度熱を加えて温めると冷めにくいという特徴があります。
IH対応
IH対応なので自宅でも使用することができます。
普段はキッチンに保管して自宅でも使用しています。
シーズニング不要
最近はシーズニング不要なものも多くなってきましたが、一般的には鋳鉄製ダッチオーブンはシーズニング(ならし作業)が必要になりますが、ステンレスダッチオーブンは不要です。
デメリット
育てる楽しみがない
鋳鉄製のダッチオーブンは鍋を育てるという楽しみ方があります。
焼きとオイルを塗ることで黒光りしていく、「ブラックポット」に育てていく。
この楽しみはステンレスにはありません。
育てる=メンテナンスということになりますので、メンテが面倒と思う方には鋳鉄製は向きません。
値段が高い
鋳鉄製であれば数千円~1万円前後で買えますが、ステンレスダッチオーブンは同じサイズ比較で倍弱の金額になります。
変色する
使用に伴って黄色っぽい焼き色が付きます。
気になる場合は、研磨剤等を使って磨けば綺麗になります。
ブラックポットのようなカッコイイ変化ではありませんが、自分は良さとしてそのまま使用しています。
オプション品
専用ケース
持ち運びには必須ではないかと思います。
付属してくれているといいのですが、別売りですorz
リッドリフター
蓋に炭を置いて使用する方は買っておいた方がよいです。
いったん炭をよければ革手袋でも掴めますが、出来具合の確認などで蓋を開けるのには皮手袋でも暑くて持てません。
蓋スタンド
蓋を立てかけておけるスタンドもあると便利です。
非常にしっかりとした作りで汁受けも付いていて使い勝手が良いです。
まとめ
いかがでしたか。
ステンレスダッチオーブンは鋳鉄製の良い部分を引き継ぎつつ、メンテナンス不要でとても便利です。
価格が高いことが一番のネックではありますが、メリットの方が多く毎回キャンプで重宝しています。
育てる楽しみがいらないのであれば、ステンレス一択といっても過言ではありません。
是非参考に!