ONKYO DP-X1はコスパ最高のDAP

DAPはずっとSONYを使ってましたが、故障に伴い買い換えました。
バランス接続が選択条件でしたのでIRIVERとDP-X1で迷ったのですが、価格面でONKYOのDP-X1を購入しました。

DP-X1レビュー

DP-X1はAndoroid　OSという事もあり使い勝手はスマホ同様です。
ホーム画面から再生、設定、ボリュームを操作できるウィジェットがあります。
Stand-aloneボタンが便利で、ノイズに繋がるWi-Fi等をすべてオフにし、最高の状態で音楽を楽しめるようになっています。
本体のサイドにも再生、早送り、巻き戻し、ボリュームのハードキーがあります。

最近のスマホと同等かそれ以上のスペックであるため、もたつきが無く、
YouTube、WEB閲覧も普段使っているGalaxyより早く感じます。
microSD（2基搭載、最大432G）の読み込みも早く、
停止、再生時フェードがかかる為、「プツッ」という切れ目を感じることはありません。

Musicアプリ

こちらはアプリのUI。
イコライザーも兼ねた円状のシークギミックがカッコイイです。

EQの設定も、プロミュージシャンが設定したプリセットがあります。

マニュアルで細かく自分好みにカスタマイズすることも可能。

本体表面は金属感でカッコイイのですが、滑りやすく角ばっているため、
しっかりと保護できるよう「Dignis」の皮ケースを使っています。

クセがなくとてもクリアなサウンド

音質についてですが、超高解像度でノイズのない非常にクリアなサウンドです。
クリアではありますが、迫力がない薄っぺらい音ではなく、音場の広さがあり、
使用するイヤホンの特徴を生かしきってくれる音質設定がなされていると感じます。
音量を大きく上げてもまったく歪まず、変わらない音で鳴らしてくれます。

DP-X1のウリである2.5mm4極バランス接続も素晴らしく、音の分離、パワー感が増し、
同じ曲でもまったく違う音で楽しむことが出来ます。
また、ACG（アクティブコントロールGND）駆動が非常に素晴らしく、
空間の立体的表現、低域の輪郭、音離れがさらに良くなり、一聴して分かるレベルで化けます。

総評

この価格帯ではベストバイであると思います。
発売当初にあった、バグやアプリの不具合も定期的なアップデートにより、
ユーザーの要望に応える改善がなされており、日本クオリティを感じます。
Andoroid OSなので、YouTube,Hulu等の動画やゲームも楽しむ事が出来ます。
不満な点をあげるとすれば、バッテリーの持ちと本体のサイズ。
しかし、総合的に良い点が大きく上回っており、大変満足できるDAPだと思います。
今回、色々なDAPを視聴しまくってきましたが、DP-X1購入を検討されている方には自信をもってお勧めします。